岳南鉄道


岳南鉄道は東海道本線吉原駅から岳南江尾の間をはしる10kmちょっとのローカル鉄道です。
建設目的が周辺の製紙工場から紙を運ぶために作られた鉄道のため、私鉄から貨物が消える中今でも貨物が健在です。
貨物列車は吉原駅〜比奈駅間に4往復設定されていてED40がワムやコキの貨物を牽いてのんびりと走ってます。
なお、列車の撮影場所は吉原駅〜ジャトコ前駅間の市場踏み切り付近です。

電気機関車

貨物といえば電気機関車。
岳南鉄道に所属しているのはED40が2両とED50にED29の計4両です。
ED29は検査切れで岳南富士岡駅に留置されていて、動いているのはED40とED50となっています。
なにかと有名な機関車なので紹介は簡単に。
ED40大昭和色?(使いまわし) ED40茶
ED40は岳南鉄道の主力機関車。
2両所属してますが、普段本線に出るのは左の塗装のED40で茶色のED40は比奈駅での入れ替えか岳南富士岡駅で休んでます。
個人的には茶色の方が好きだけどぁ。
岳南富士岡駅で休むED50 検査後で綺麗になったED50(比奈駅にて(2007年7月1日))
ED50は昭和3年製造の古豪電気機関車で80年近く経つが、今も元気に働いてます。
今は本線に出ることはなく比奈駅でワムやコキをえっちらと入れ替えをしています。
なお、日によってはED40が入れ替えをしているので見に来る場合は注意が必要です。

おおまかなダイヤ(2007年10月現在)など

荷物は製紙会社からの紙となってます。
使用貨車はコキ50000とワム280000と380000が使用されてるが、大体の列車はワム編成になってます。
両数は列車によってまちまちで長いとワムのみ叉はコキ+ワムで10両以上、短いとコキ1両のみとなります。
なお、時間は撮影時点通過時間から算出した大まかなものなので、参考ていどまでに。
ワム17両編成(使いまわし)
ワム17両(使いまわし)です。
吉原駅9時35分ごろ発で大体9時38分ごろ通過で1本目の列車。
17両となるとちょと全部編成を綺麗に入れるのは難しいですが毎日ここまで長いかは不明。
ワム4両編成
比奈駅10時ごろ発で通過は大体10時11分ごろのワムのみの4両編成です。
ED40単機
吉原駅11時14分発のED40単機。
初めて撮ったので貨車がつくかどうかは不明だけど、基本的に単機回送みたい感じ。
ワム編成
比奈駅12時57分ごと発で通過は大体13時13分ごろのワム両編成です。
この日の両数は18両で、この前の17両編成より1両おおいですがこれが最長ですかね?
ただ、7〜8両位の事が多くかならずしも長編成でないので注意。
コキ5両編成
こちらは吉原駅14時06分ごろ発、14時9分ごろ通過のコキ5両編成。
場合によるとワムのつくこともありますが、今日はコキのみ編成。
ワム5両編成
比奈駅15時5分発、15時13分ごろ通過のワム5両編成。
この時間は平日はワムのみ編成ですが、土曜日はコキのみとなってる様です。
土曜日も運休しないで動くことが多いので、狙うのはこの列車がいいかもしれないです。
ED40単機
吉原駅15時40分ごろ発、15時43分ごろ通過。
単機で来る事が多いけど、時々貨車を牽いて来ることもあります。
コキ編成
比奈駅16時3分ごろ発、16時16分ごろ通過の最後の列車。
今日はコキ5両だったけど、コキ1両のみや単機(特に土曜日は)の場合もあります。
吉原発は単機回送となる事が多いです。
なお、日曜日は基本的に全列車運休で土曜日も運転される本数は減りますが
荷物状況によっては平日も運休します。

比奈駅の入換え

比奈駅舎
非常にわかりにくいところにある比奈駅です。地元の人以外は岳南鉄道で来るのが一番楽です。
貨物の発着地で製紙工場への搬出・搬入や貨車の入換えをよくやっています。
基本的にはED50が入れ替えをしてますが、ED40が行っている時もあります。
一番頻繁に入れ替えを行っているのは14時ごろで、ED50が一生懸命入れ替えを行ってます。
古い電気機関車が入れ替えをしているだけでも貴重ですが、さらに貴重な突放が行われてます。
突放というのは貨車の入れ替え時に行われるもので、機関車が動いている途中に貨車を切り離し
機関車はブレーキをかけてとまりますが、貨車は惰性で進み貨車のブレーキで止めるという入れ替え方法で
昔は良く行われていたけど、コンテナに移行した今はほとんど行われてません。
まぁ、説明されてもわからないと思うので、今度入れ替えの様子を撮影して動画あげてみますが
ちょっと撮影するのは難しい場所なのであまり期待はしないでください・・・。

岳南原田駅の貨物

岳南原田発着の貨物列車ですが、コキのとまっている線路はさびがあるものの日曜以外は荷があれば運手さているようです。
ダイヤは土曜と平日では違うようで、平日は比奈駅15時16分ごろ発、岳南原田に15時18分ごろ着。
着といっても、ホームに止まらずそのまま入れ替え作業が始まります。
コキを引っぱって岳南原田駅に進入
コキをひっぱて岳南原田駅に進入するED50
停車中のコキを連結(岳南原田駅にて)
いったん、貨物ホームに2両止まっているコキを連結しますが、荷の多さによって1両のみの場合もあります。
連結するのが1両なのか2両なのかは比奈からひっぱて来るコキの両数と同じなのですぐわかります。
比奈駅からもってきたコキをつけたまま入れ替えをするですが、貨物ホームの手前で架線がとぎれてるので
コキを引っぱってこないとパンタグラフが架線が離れてしまうので入れ替えができないためです。
また、普段は通電してないので係員が長い棒で通電しにきて、入れ替えが終わったら再び通電をきります。
いったん休憩中(岳南原田駅にて)
止まっていたコキを連結したら、電車が来るまで一休み。
15時30分の列車がいったら、入れ替えの開始するけ突放が行われます。
まず、貨物ホームに止まっていたコキをホーム側に突放で入れかをします。
そのあと、比奈駅から持ってきたコキを突放でホームに納めると機関車を機回しして比那駅へ戻ります。
なお、ホーム側にはいるコキは注意してください。
アングル的に撮影しやすいのは貨物ホームへの突放なんですが、コキを切り離すとそのまま機関車が機まわしのため
ホームへ進入してくるので撮影に夢中になってホームの端にいると危険なのでこちらも気をつけてください。
機まわし中
機まわしをしたら15時37分に比奈駅に戻っていきますが、そのまま比奈駅16時5分ごろ発の最終の貨物列車で吉原に向かいます。
吉原に向かう貨物の両数は3両無いし4両です。
機関車は入れ替えに使われてる機関車が担当するので基本的にED50ですが、検査中などでED40も入ります。
貨物ホームのコキを連結(岳南原田駅にて) 停車中の貨物列車(岳南原田駅にて)
ED40。
貨物ホームのコキを連結(岳南原田駅にて) 停車中の貨物列車(岳南原田駅にて)
ED40茶(2007年10月31日追加)。
運転頻度は高く、ほぼ定期的に運転されているような感じです。
土曜日の場合、14時35分ごろにでてそのまま入れ替えをすると、機回しをして14時48分ぐらいに比那駅で戻っていきます。
平日と違い、電車の通過を待たないのですぐに行ってしまう上、入れ替えが始まるとホームへはいけない行けなくなるので
撮影をするのならば事前にホームで待っておきましょう。
比奈に戻ったら入れ替えを行い、15時5分頃発の列車で吉原に向かいます。

*2012年に貨物列車の運行は終了していますが当時のデータとして掲載しておきます。

・ダイヤまとめ(2007年10月現在)
吉原      比奈
9時37分 → 9時49分
11時14分頃→ 11時27分頃
14時6分頃 → 14時19分頃
15時41分頃→ 15時53分頃 

比奈      吉原
10時頃 → 10時13分頃
12時57分頃→ 13時10分頃
15時5分頃 → 15時17分頃
16時4分頃 → 16時17分頃

平日運転
比奈 15時13発頃 →岳南原田15時15分頃
岳南原田 15時38分頃→比奈15時41分頃

土曜日運転
比奈駅14時30発頃→岳南原田駅14時33分頃着
岳南原田14時42分頃発→比奈14時44分頃着
*頃になっているのは入れ替えを行うため停車しないため 。
*時刻は現地で調べた時間ですので、多少のずれはあるのであしからず。